「ビールもう1本ください!」豪快な飲みっぷり&食べっぷりを見せつけた水卜アナ

 King & Prince・高橋海人とSixTONES・森本慎太郎がW主演するドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)の第1話が4月9日に放送され、平均世帯視聴率4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)だったことが分かった。この数字は、日本テレビの同時間の日曜ドラマ枠の、初回ワーストだという。

 本作は、オードリーの若林正恭(高橋)と南海キャンディーズの山里亮太(森本)の半生を描く、実話に基づいた物語。放送前から「この2人に興味があるのか」と懐疑的な声が聞かれていたが、その不安が的中した格好だ。

「同枠では、King & Princeの永瀬廉が主演した『新・信長公記〜クラスメートは戦国武将〜』が全話平均世帯視聴率4.4%のワーストホルダーとなっていますが、それでも、初回は6.1%でした。このままいけば、全話平均でもワーストを更新しそうな厳しい出足です。

 森本は、山里の表情や動きを完コピしていましたし、高橋はしゃべり口調が若林にそっくりではありましたが、ジャニーズと若林、山里ファンだけが楽しいドラマという印象でした」(芸能ライター)

 そんななか、サプライズだったのが、同局の「ミトちゃん」こと水卜(みうら)麻美アナが“語り”として登場していたこと。しかし、劇中では話をナレーションで展開させる演出が多用されていたこともあってか、

《なんだろう、みとちゃんナレーションいらないかな。》

《ナレーションいらない〜 ナレーションつけるならもっと感情込めて読んでくれる女優さんとかにしてほしい》

 などと、ネット上ではネガティブな反応が多く見られる。

「水卜アナは若林、山里ともに親交が深いですから、話題性を期待して起用されたのでしょう。とはいえ、やや不評気味のようです。はからずも彼女がナレーションで語った『漫才師として成功を勝ち取っていく2人の物語。しかし、断っておくが、友情物語ではない、サクセスストーリーでもない、そして……ほとんどの人においてまったく参考にはならない』という言葉どおり、ワースト視聴率も記録してしまいました」(前出・芸能ライター)

 プロデューサーの河野英裕氏が若林・山里両名のエッセイ本を読んで、おもしろがったことから始まったという本作。スタッフは盛り上がった。だが、視聴者に情熱はなかった――ということか。