県は1月に発生した鳥インフルエンザについて、卵などの移動制限を解除しました。これで鳥インフルエンザによる一連の規制は全てなくなりました。

鳥インフルエンザは県内で去年12月から1月までに世羅町で5件、三次市で1件発生しています。県は感染予防のため鳥インフルエンザが発生した農場の卵などを半径10km以内は搬出を制限し、半径3km以内は発生農場からの移動を制限してきました。

養鶏農場での感染予防の措置が終了し、一定期間新たな鳥インフルエンザの発生が無かったことから県は11日に移動制限など全ての規制を解除しました。

県によりますと今シーズンの鳥インフルエンザで殺処分となった鶏は約168万羽ということです。