福山市鞆の浦名産の薬味酒「保命酒」の仕込み作業がピークを迎えています。

130年以上保命酒を作り続けている入江豊三郎本店では今月3日から原酒となる味りんの仕込み作業が行われています。

蒸しあげられた県内産のうるち米に手作業でこうじ菌をもみこみ、温度調節をしながら2日間ねかせると米こうじができあがります。そこに焼酎ともち米をあわせ原酒を作るということです。

入江豊三郎本店 入江里彩社長「季節を通じていろいろと作業が続くんですけども、鞆の浦の景色とか風景を思い出しながらおいしく飲んでいただけたらなと思っております」

原酒の仕込み作業は今月いっぱい行われ、16種類の薬味をつけこんで完成した保命酒は来年2月ごろ店頭に並ぶということです。