来週は晴れる日が続き、再び、九州〜東北の広い範囲で花粉が大量飛散となりそうです。九州〜関東では、ヒノキ花粉がピークに入っています。今シーズンはピークが長い。対策いつまで?

来週 花粉の大量飛散に注意

あす26日(日)は、全国的に雨が降るため、花粉の飛散は抑えられるでしょう。ただ、福岡では、午後は次第に天気が回復するため、「非常に多い」予想です。

来週は、各地で晴れる日が続く見込みです。そのため、九州〜東北にかけて、広い範囲で、連日、「非常に多い」予想です。

今シーズンはピーク長い 対策いつまで?

西日本(九州〜近畿)のエリアでは、スギ花粉のピークは過ぎましたが、ヒノキ花粉は4月中旬にかけてピークが続くでしょう。東日本(東海・関東・北陸)では、3月いっぱいはスギ花粉のピークが継続する予想です。また、東京など関東ではすでにヒノキ花粉のピークに入り、4月中旬にかけて続くでしょう。

花粉シーズンも後半になりましたが、もうしばらく対策が必要です。

「昼」と「夕方」に多く飛ぶ花粉

花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件によって変わりますが、都市部の場合、一般的には「昼前後」と「日没後」に多くなるといわれています。

これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。

また、スギ林やヒノキ林の近くでは、時間によらず一日を通して大量に飛ぶことがあるため油断禁物。対策は万全に行いましょう。