地下鉄東西線を手稲区へ 延伸期成会連合会まもなく発足 現行の終点は札幌市西区
宮の沢駅の先です。
持続可能で利便性の高い地域公共ネットワークを
札幌市営地下鉄東西線(2014年5月、草町義和撮影)。
札幌市営地下鉄東西線の手稲区延伸を実現すべく、2023年3月24日(金)にも「地下鉄東西線手稲区延伸期成会連合会」が発足する見通しです。
同線は1976(昭和51)年6月、琴似〜白石間が開業。以降延伸を続け、全線(宮の沢〜新さっぽろ:約20km)が開通するのは1999(平成11)年2月のことでした。なお終点の宮の沢駅は西区に所在し、同線は手稲区へ到達していません。
地下鉄東西線手稲区延伸期成会連合会は、各自治体や団体などに働きかけを行うことを目的に、北海道科学大学(札幌市手稲区)内に設立。24日には発足式が開催されます。仮に延伸が実現すれば、持続可能で利便性の高い地域公共ネットワークを再構築できるとしています。
ちなみに宮の沢駅は、建設段階の仮称時代に「手稲東」とされていたことがあります。