「膣トレ」って何?/膣レッチ実践編 会社や移動中に「膣レッチ」

最近、よく耳にする「膣トレ」。骨盤底筋を鍛えることで、女性の体を健康的に導くことができると注目されています。今回はフェムケアにくわしい栗本夏帆先生に、会社で手軽にできる「膣レッチ」を教えてもらいました! 気になる人はぜひ取り入れて、日々の習慣にしましょう。

膣レッチとは?
「膣レッチ」は栗本先生が考案した膣トレで、毎日ちょっとの時間でも続けることで骨盤底筋群が鍛えられ、およそ1カ月ほどで体の変化がわかるといいます。まずは膣を締める感覚を身につけ、日常の中で気軽に実践しましょう。

デスクワークしながら「膣レッチ」@オフィス

出先でも手軽にできるのが、「膣レッチ」のいいところ。オフィスでもできる「膣レッチ」をご紹介します。

STEP 1

デスクに座りながら呼吸をくり返す「膣レッチ」です。お尻のお肉を外に逃がすようにして、かかとをそろえて座ります。肩甲骨を引き寄せるように猫背を正して。肩が上がらずひじが広がらないように!

STEP 2スー

おへそから親指1本半下がったところにある、「気海」というツボに、中指を添えるように触ります。それ以外の指は自然な形でOK。肩甲骨を引き寄せながら息を吸います。

STEP 3ハー

人差し指、中指、薬指の3本の腹部分を使って、「気海」のツボを押しながら、息を吐き切ります。このとき、上半身は前傾しましょう。息を吸って吐き切る動作を5回くり返します。
POINT! 肩を丸めるようなイメージで

教えてくれたのは……栗本夏帆先生

栗本夏帆先生

【PROFILE】
鍼灸師として、鍼灸院「グラン」の統括院長を務める。日本フェムテック協会の常任理事なども務めている。また、女性だけのオンラインサロン『女性を幸せにする膣サロン』を主宰し、フェムテックに関する活動も行っている。



Illustration_Yu Tokumaru
Text_Momoyo Yuge
(steady. 2023年3月号)

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