退場者出した”王者”横浜FM、ドロー決着で3連勝ならず…広島は先制もリード守れず3戦未勝利
昨シーズンのJ1覇者である横浜FMは開幕戦で川崎フロンターレ、第2節で浦和レッズを撃破し、4年ぶりの開幕2連勝。どちらの試合でも複数得点を挙げており、J1連覇に向けて好スタートを切った。今節も勝利を収め、開幕3連勝でさらに波に乗ることはできるだろうか。対する広島はここまで1分1敗となかなか調子が上がっていない。昨シーズンの公式戦での対戦では3勝1敗と相性が良い”王者”横浜FM相手に初勝利を掴みたいところだ。
試合開始直後の4分、アウェイの広島が先制に成功する。敵陣内で積極的なプレスを敢行しボールを奪うと、こぼれ球を拾ったソティリウが右サイドの敵陣深くにスルーパスを供給。抜け出した満田誠がDFラインとGKの間に鋭いクロスを送ると、逆サイドから走りこんだ東俊希が左足で押し込みゴールネットを揺らした。
幸先良く先制した広島はその後も立て続けにチャンス。6分には川村の浮き玉パスで最終ラインの背後に抜け出したベン・カリファが、ワンタッチでDFを交わしてシュートを放ったが、GK一森が好セーブ。その直後の左CKにソティリウが頭で合わせたが、シュートは惜しくも枠の左へ外れた。直後の8分には左サイド敵陣中央でFKを獲得すると、満田が相手GKの意表を突き右足でシュート。しかし、これは左ポストを叩いた。
ビハインドを負った横浜FMは最前線のA・ロペスを起点に反撃に出る。12分、A・ロペスのスルーパスに抜け出した西村がボックス内左からシュートを放ったが、広島のGK大迫敬介が好セーブ。19分にはピッチ中央から角田涼太朗が左サイドの敵陣深くへロングフィードを供給。走りこんだエウベルがライン際で残し右足でゴール前へクロスを送ると、待ち構えていたA・ロペスが胸で押し込みネットを揺らした。ホームチームが試合を振り出しに戻す。
その後はボール保持率で大きく上回る横浜FMが試合を優位に進める。巧みなパス交換で広島のプレスを掻い潜り、前線の選手の背後への抜け出しを起点にチャンスを作っていく。対して、我慢の時間が続く広島は時折サイド攻撃やシンプルなロングボールを起点にチャンスをうかがう。しかし、互いに相手守備陣の集中した守りを崩し切ることはできず、前半は1-1で終了した。
