真岡市の石坂真一市長は8日、会見を開き、一般会計で前年度比8.7%増の370億6千万円となる新年度の当初予算案を発表しました。

 真岡市の新年度の当初予算案は前年度比30億円、率にして8.7%増となる370億6千万円になりました。予算案について石坂市長は「オンリーワン!次世代のための基盤づくりプロジェクト予算」と題して、「若い世代が希望をもって真岡に住みたい、働きたい、子育てしたいと思えるまちづくりを目指して編成した」と説明しました。

 次世代のための基盤づくりに向け、井頭公園を核とした観光周辺エリア「いがしらリゾート」の活性化に向けた取り組みに1590万円、2024年度の完成が見込まれる図書館や子どもの遊び場など複合交流拠点施設の整備に16億7700万円を計上しました。

 また、生後1カ月の乳児への健康診査費の助成や、妊娠・出産時の子育て応援金を拡大した子育て支援などを盛り込み、真岡市が選ばれる都市となるため市民をサポートするオンリーワン事業に取り組むとしています。