芸術やスポーツなどさまざまな分野で活躍して栃木県のイメージアップに貢献した個人や団体をたたえる表彰式が8日、宇都宮市のホテルで開かれました。

 県イメージアップ貢献賞は県産業協議会が主催し、産業や芸術、教育、スポーツの4分野で優れた功績を残して県のイメージアップに貢献した個人や団体を表彰するもので、今回で32回目になります。今回受賞したのは9人と5団体で、県産業協議会の喜谷辰夫会長から賞状などが贈られました。

 産業経済部門では、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022で自社の日本酒「澤姫吟醸酒 真・地酒宣言」が部門最高賞の「チャンピオン・サケ」を受賞した宇都宮市の井上清吉商店が選ばれました。

 芸術文化部門では、「全国竹芸展」で作品の「高坏型網代編盛籃」が最優秀賞になった大田原市の吉澤克己さんら2人が受賞しました。

 スポーツ部門では2022年、県内を舞台に開かれた国民体育大会と全国障害者スポーツ大会で活躍した選手やチームが多数選ばれたほか、バスケットボールB1で優勝した宇都宮ブレックスなどが受賞しました。

 受賞者は3月28日から31日にとちぎテレビの番組「とちぎのキラリびと」で紹介される予定です。