新型コロナウイルスの感染者が栃木県内で確認されてから間もなく3年を迎えますが、感染して亡くなった人が発表日ベースで8日、1000人を超えました。

 県は8日、新型コロナに感染した80歳以上の男女4人が死亡したことを発表しました。県内で亡くなった人は累計で1001人になりました。発表日ベースで2020年8月11日に県内で初めての死者が確認されました。2022年に入って初めて確認された死者は1月12日で、118例目。この1年2カ月で884人が亡くなりました。特に2022年7月から10月の第7波で247人、2022年11月から今に続く第8波で477人と急激に増えました。年齢別では60代が58人、70代が200人、80歳以上が693人と高齢者の割合が全体の9割以上を占めています。

 8日は、医療機関の診断で700人、検査キットを使った自主検査で陽性が確認されフォローアップセンターに登録された71人の合わせて771人の感染が発表されました。県内の感染者は累計で41万1540人になりました。

 クラスターは小山市の医療機関で10人、さくら市の医療機関で23人と2件が確認されました。