ギョーザの1世帯あたりの年間購入額が7日に発表され、ギョーザのまちとして知られる宇都宮市は前回の3位から2位に浮上しました。1位は2年連続で宮崎市でした。

 宇都宮市役所には総務省の家計調査の結果が発表される午前8時半に合わせて職員や報道陣が集まりました。調査対象はスーパーなどで販売している生のギョーザや焼きギョーザで、冷凍食品や外食飲食店でのテイクアウトは含まないということです。

 調査結果によりますと、去年(2022年)1年間の2人以上の1世帯あたりのギョーザの購入額は1位が4053円で宮崎市、2位が3764円と289円差で宇都宮市、3位が3435円で浜松市となりました。前回3位だった宇都宮市は2位に浮上しました。

 宇都宮市によりますと、去年は「餃子通り」に新たなモニュメントを設置したほか、3年ぶりに開かれた「餃子祭り」では12万人が訪れるなど市民や観光客に対してギョーザへの関心が高まったのではないかと話しています。

 宇都宮市の佐藤栄一市長は「ギョーザの消費金額の順位に関わらず、今後も全国にギョーザをはじめとした宇都宮の魅力を発信しながら引き続き、関係団体や市民と一体となって『餃子のまちうつのみや』をさらに盛り上げていきたい」とコメントを発表しています。