富豪ホームレスは対極のような関係ですが、一般的な庶民の位置はその間のどこにあるのでしょうか。

とあるアメリカ人のツイートが注目を集めていました。

 

Factss. : Reddit


「大金持ちよりもホームレスのほうがずっと近いだけではない。ほとんどの人は大都市で家を買えることよりもホームレスになるほうが近い。
定年リタイアの老後よりもホームレスになるほうが近い。
もはや危機を無視することは不可能である」

どちらも遠いと思いたいところですが、ほとんどの人にとってホームレスが身近な世の中だという主張。

アメリカだけでなく、多くの国で当てはまっているとのことです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●これを両親に説明しようとしたら「貯金しなさい、そうしたら家を買えるんだから」と言ってくる。いったい何がどう間違っているんだと考えずにいられない。

↑あなたの両親はお金が苦手だね。多くの人がそう。だが以前の社会はそんな風にお金が苦手な人でも家を買えたんだ。
今はお金が得意な人でも家を買えない。あなたの両親は、お金のことや利子率の背景にある数学や、真の世界のコストを理解していないので、何がどう変わったかもわかってない。

↑お金が苦手でもハンバーガーの値段が月のローン額の1%のときなら問題はなかった。

↑それにローン額が手取り30%のときはね。

↑うちの父親は住宅ローンの貸方のほうだが、それでも不均衡について理解していない。20年前と同じことはできないことだけわかっている。

●いったいどれくらいの人が、自分が老人になったらホームレスになると熟考しているのだろうか。自分は子供もなく、家族が認知症歴を持ち、大した貯金もできてない。もし新自由主義がこのままの状態を維持したら、私が認知症の年代になったときどうなるのか? ホームレスである。

↑アパートのお隣さんが定年を迎えたが家賃は上がった。月額200ドルは大きい。来年はどうなる? 230ドル? 10年後は?
大勢が直面している現実で、住宅事情はどんどん悪化すると思う。この予想が間違っていたらいいと思うよ。

●この現実に疑問を抱いているのは、わずか数%って感じがする。

↑みんなろくに疑問視してないのがクレイジー。

●数十年前の名言で「あなたはミリオネアよりホームレスに近いことを忘れないで」というのを覚えている。そのときも悲惨だなと思ったし納得しているつもりだった。
今やこの不条理を笑っていいのか泣いていいのかもわからないが、自分の不安症のための化学物質が効くように願っている。

↑アメリカ人の3人に1人が緊急の400ドル(約5万3000円)の請求を払えない。

●時給24ドル(約3200円)で働いているけど、ストリート暮らしまであと少しだよ。

●もうすでにこの状況にいる。フォーカスできず、仕事できず、成長できず、サバイバルできない。大人になって人生はパニック状態だ。もうすぐ休職する。今の制度なんてくそくらえ。


格差やインフレが進み、切羽詰まった人が増えている感じが伝わってきます。

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