2023年になり、早2週間が経った。しかしまだまだ慣れなくて、つい職場や学校、役所の書類なんかに「2022」と書いてしまった、なんて人はいないだろうか。

そんなときに役立つかもしれない「2を3に書きかえる方法」がツイッターで注目を集めている。

この画像は2022年12月30日、ツイッターユーザーのみっけ(@q_micke)さんが投稿したもの。

「デザイナーが考える! 2→3にする6つの方法」として、AからFまでのアイデアが並んでいる。

これはかなり助かる! だが、よく見ると「デメリット」や、中には「改善」が必要なものもあるようだ。

みっけさんが提案しているのはどんな方法なのか。それぞれ見ていこう。

デメリットは「圧」「大きい」

まずみっけさんが提案しているのは「塗りつぶす」という方法。

2の部分の下にふくらみをつけて黒く塗りつぶし、3にする力業だ。みっけさんによれば「完全に3」だし「3であることを強調できる」。だが、そのせいか「圧」というデメリットが。

確かに3が強調されすぎてしまうのは、ちょっと使いづらいかも......。

同じような修正案として「白抜き風にする」のも手だ。こちらもそこまで修正の違和感はないが、いかんせん「大きい」。

そこで今度はいっそ数字ではなく漢数字(しかも達筆風)にしてしまうという修正案もあるが、残念ながらこちらも「大きい」というデメリットから逃れることができなかった。

白抜きや漢数字にして大きくなってしまう問題の改善策としてみっけさんが提案しているのは「ほかの数字も道連れにする」こと。

だが、そうすると、特に漢数字はなんかもう、読めない気がするぞ......。

お茶目さも大事?

「ひらがなにする」こともできるらしい。

数字の2をちょっといじってひらがなの「さ」に。それに「ん」を加えれば――なるほど、確かに「さん」にはなる。

また、2から3本の指をはやして「指で表現」すれば、

「数字を読めない人でもわかる」
「おちゃめさを演出できる」

とメリットも多め。

しかし「ひらがなにする」のも、「指で表現」も、悲しいことにそれぞれ「無理がある」というデメリットがあるのだ。......どうやら、自覚はあるらしい。

最後はこちら。「カンナダ文字」にするというもの。主にインドのカルナータカ州で使われている文字だ。

なんとこのカンナダ文字の「3」は、アラビア数字の「2」にかなり似ているのだ。これは今までで一番自然な修正案かもしれない。まあ、カンナダ文字を「知らない」人には「22」としか読めないのだが......。

「めっちゃ助かりました」「全部無理しかなくて草」

デザイン性で乗り切ったり、ひらがなにしたり、カンナダ文字にしたりと、かなり多種多様な「2を3にする方法」。みっけさんのアイデアに対しツイッター上では

「めちゃ助かりました!!」
「丁度2を3に書きかえたかったので助かりました」
「白抜き風がオシャレでいいなw」
「全部無理しかなくて草」
「これは...覚えといて損は無い!?」

など、様々な反応が寄せられている。

Jタウンネット記者が6日、投稿者のみっけさんにこのアイデアが誕生した経緯を聞くと、

「Twitterで『2023を2022と書き間違える季節がきた』というようなツイートを拝見して、デザイナーとして新しい書き間違いの修正方法が提案できないかな?と思ったのがきっかけです」

と説明してくれた。

みっけさん的にオススメなのは、Bの「白抜き風」。「くだけた場なら問題ない修正方法だと思います」とのこと。

また、特にお気に入りなのはFの「カンナダ文字」で、「私自身カンナダ文字は今回調べて知ったのでいい勉強になりました」と述べた。

まだまだ正月ボケが抜けない人もいるだろうし、もうしばらくは「2023」を「2022」と書き間違えてしまう時期が続くかも。そんなときのためこの6つの方法、覚えておくと便利、かもしれない。