福田富一知事は５日、今年初めての記者会見を開き、今の栃木県が誕生して１５０年を記念したロゴマークを発表しました。

栃木県は１５０年前の１８７３年６月１５日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併して概ね今と同じ形となりました。ロゴは県民の日のマスコットキャラクター「ルリちゃん」と県のマスコットキャラクター「とちまるくん」が二人三脚した姿に、半世紀以上生産量日本一のイチゴをアレンジした「１５０」の文字が組み合わされています。

キャッチフレーズの「みんなで創る、未来のとちぎ」は去年１１月に行った県民投票で五つの候補の中から最も支持を集めました。県は今後、今年６月１０日に開催を予定している県民の日のイベントのほか、記念の行事などでこのロゴを活用していくということです。

また、５日から栃木県誕生１５０年記念の特設ウェブサイトを公開していて、県民が申請すればロゴを使えるようになり、県民が一体となって郷土愛の醸成や魅力発信を進めていきたいとしています。