全国高校サッカー選手権大会は２日、３回戦８試合を行い、栃木代表の佐野日大は優勝候補・大阪代表の履正社と対戦しました。

これまでの２試合で１０得点、Ｊ１川崎入りが内定している超高校級のミッドフィルダー名願斗哉を擁し、圧倒的な攻撃力がある履正社に対し桜色のユニフォームの佐野日大は全員守備で対抗します。

守りの時には５バックでしっかりとブロックを固め集中した守備で海老沼監督のプラン通り０－０で後半に折り返すと立ち上がりわずか２分でした。

佐野日大は、この試合徹底してきたロングスローからニアサイドで競り勝つと最後はディフェンスリーダーの青木。ワンチャンス、最初のシュートでゴールをこじ開けます。

その後も、コンパクトな陣形で相手の攻撃をはじき返しリードを守っていた佐野日大でしたが、後半２０分、右サイドを崩されると相手のエース名願に個人技で決められ同点に。

１－１のまま勝負の行方はＰＫ戦にゆだねられます。互いに２人ずつ決めて、相手の３人目。２年生守護神の平岡が抜群の読みを見せます。全員が成功した佐野日大が優勝候補を破り、ベスト８進出を決めました。

国立を懸けた一戦は４日に行われ、岡山代表の岡山学芸館と対戦します。