ＥＶ・電気自動車の普及に向けて栃木県と自動車メーカーは２３日、栃木県内の自治体を対象に試乗会を開きました。

公用車としての導入に向けて今回、県が日産自動車と行った試乗会には県内１１の自治体が参加しました。試乗車として用意されたのは今年５月に発売された軽の電気自動車「日産サクラ」です。

新潟県では今月の大雪の影響で車のマフラーが雪に埋まり一酸化炭素中毒で死亡する事故が発生していますが、モーターの力で走る電気自動車は二酸化炭素などの排気ガスを出さない上、

バッテリーは、災害時の非常用電源としても活用できます。

栃木県は２０５０年の温室効果ガスの排出量実質ゼロに向けた取り組みのひとつとして電気自動車の普及を進めています。この日は末永洋之副知事もその乗り心地を確かめました。

日本での電気自動車の普及率は１％未満にとどまっていて関係者は普及に向けて、その優れた性能と安全性をアピールしていました。