ホンダ「新型SUV」に「ボタン式シフト」採用! 新型「ステップワゴン」にも備わる「斬新シフト」懸念する声も?
新型「ZR-V」に「ボタン式シフト」採用!
ホンダは2022年11月17日、新型SUV「ZR-V」の概要を発表しました。
新型ZR-Vには、内装の特徴のひとつとしてハイブリッド車に「ボタン式シフト」が採用されている点が挙げられます。ではどういった特徴があるのでしょうか。
新型ZR-Vは、実用性や最新の安全装備などが生み出す信頼感、存在感のあるデザイン、そして爽快かつ快適な走行性能を高い次元で兼ね備えることを目指して開発された都市型SUVです。
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ラインナップには1.5リッターガソリンターボ車と2リッターハイブリッド車「スポーツe:HEV(イーエイチイーブイ)」の2種類が設定。
なかでもハイブリッド車の特徴のひとつとして、「エレクトリックギアセレクター」と呼ばれる、いわゆるボタン式シフトが採用されています。
このシフトはセンターコンソール部分に位置しており、「P」「R」「N」「D」の各シフトレンジが縦並びで配置され、ボタンを押すことで選択できるようになっています。
手元を見ずに操作することで起きるミスを防ぐため、それぞれのボタン形状やサイズも異なり、とくにRレンジ(バック)はほかのボタンとは違った形状で押す方向を変えるなどの工夫がされています。
同様のボタン式シフトは、最近では2022年5月に発売された新型「ステップワゴン」のハイブリッド車にも採用されたことでも話題となりました。
ボタン式シフトはステップワゴンとして歴代初採用だったこともあり、発売当時は「慣れそうにない」「操作しづらそう」などネガティブな反応が多く見られました。
このため、新型ZR-Vに備わるボタン式シフトについて、ユーザーからは「ボタン式にしてほしかったな」「シフトは慣れるまでしっかり見ないと怖いなー」など、やや懸念する声も寄せられています。
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このほか最近では、日産新型「セレナ」にもスイッチ式のシフトが備わるなど、従来のレバー方式ではなく電子式のシフトを採用する新車が増えてきています。
今後こうした電子式のシフトが、ユーザーにどのように受け入れられていくかがポイントといえそうです。
なお新型ZR-Vの発売は来春2023年4月下旬の予定です。