小中学生の生理のお悩みに。実際に娘が使ってよかったアイテム3つ
年頃の女の子を育てているが、子どもの生理アイテムはなにを用意したらいいのかいまいちわかっていない…という人も多いのではないでしょうか。すでに生理がきている場合も、できるだけその子に合ったアイテムを用意してあげたいですよね。そこで今回は、サスティナブルな暮らしが国内外で人気なインスタグラマーの野村蘭さん(現在40代で中高生の2人の娘をもちフルタイムで働くワーキングマザー)に、小中学生の生理のお悩みにもおすすめのアイテムを教えてもらいました。
小中学生の生理のお悩みにも!おすすめの生理用品3選
生理用品はたくさん種類が出てきていて、まだ生理に慣れていない小中学生には、なにをそろえたらいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。学校や部活などで長時間ナプキンを交換しにくかったり、敏感肌でかぶれやすいなど小中学生特有の悩みもあります。
そこで今回は、筆者が娘に使ってみてよかった小中学生におすすめの生理用品をご紹介します。小中学生向けにもいろいろな生理用品があることを知っておくだけでも、選択肢が広がります。
●小中学生のかぶれやすい肌に!おすすめの生理用ナプキン
生理用ナプキンは多くのメーカーから発売されていて種類もたくさんあります。その中でおすすめなのが、小中学生のかぶれやすい肌にも安心なオーガニックコットンのナプキンです。
ソフィの「はだおもいシリーズ」は、肌に当たる部分はオーガニックコットン100%でふんわりとしているので、肌の弱い小中学生にもおすすめです。使ってみると、天然素材なので通気性が良く蒸れにくくさらっとしています。普通のナプキンと厚みも見た目も変わらないので、持ち運びにも便利です。
全国のドラッグストアで簡単に購入できるので、急に必要になったときにも安心です。何度も購入して使っていますが、肌が弱くかぶれやすい娘も快適に使えているようです。
●学校での漏れ防止に!生理用吸収サニタリーショーツ
学校にいる時間が長く、体育や部活で体を動かすこともあるので、絶対に漏れたくないという小中学生におすすめなのが「生理用吸水サニタリーショーツ」です。
生理の経血を吸収してナプキンがいらなくなる吸水サニタリーショーツですが、漏れたくない小中学生にはナプキンとの併用がおすすめです。万が一、ナプキンから漏れても、ショーツが吸収してくれます。授業中など、ナプキンを変えるタイミングがないときにも、漏れる心配を軽減できます。
少ない日は、ショーツだけで1日過ごすこともできるので、学校などでナプキンをトイレへ持っていくときに周囲の目が気になるという子や、かさばるナプキンを持ち歩きたくない子にも。
娘も吸水サニタリーショーツとナプキンを併用するようになってから、漏れる心配がなくなったようです。また吸水サニタリーショーツは洗って繰り返し使用できるので、使い捨てナプキンの購入回数が減り、節約にもなり、ゴミも減ります。
●家で過ごすときは、手づくりの「使い捨て布ナプキン」で節約!災害時にも
子どもの生理が始まると、あっという間にナプキンがなくなって毎月の生理用品代が負担になったり、買いに行く手間も大変です。
そんなときにおすすめなのが、古いタオルやTシャツをカットしてつくる、手づくりの使い捨てナプキンです。タオルハンカチサイズに切って三つ折りにして、使い捨てナプキンの代わりに使えます。ずれたり漏れたりしそうですが、意外と大丈夫です。
サイズを変えたり、折り方を変えたりと調整することもできるので、子ども用にもつくれます。使い終わったら捨てられるので、洗濯をする面倒くささもありません。また、古いタオルやTシャツは吸収力も抜群で肌にも優しく、ナプキンにピッタリです。コットン素材のタオルやTシャツがあれば、整理もかねて、ぜひ試してみてくださいね。災害時に市販のナプキンのストックがない! というときも安心材料になると思います。
毎月使う生理用品を少し見直すことで、小中学生特有の生理の悩みも軽減させることができます。また、生理用吸収サニタリーショーツや手づくりの使い捨てナプキンを使えば、不快感を軽減しながら節約も可能です。生理中はイライラしてしまうことも多いので、少しでも快適に過ごせるよう、お子さんと一緒に試してみてくださいね。
個人の使用方法です。古布は清潔なものを使用し、試してみて異常を感じた場合は使用を中止してください。