アラフィフでもマイナス13kg。「健康的にやせる」2つのポイント
年齢を重ねるごとに、やせにくくなったと感じている方も多いのでは? 「しょうがない…」と思ってはいるものの、やはり理想の体重になれたらうれしいですよね。そこで、料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに、4か月で約13kgやせたMさんを例に食生活で変えた2つのポイントを教えてもらいました。
アラフィフでも60kgから理想の47kg台になった2つのポイント
夏が終わってそろそろ秋本番。おいしいものが食べたいけど、もっと太ってしまいそう。お菓子を食べていないのに、なぜか増えていく…と思っている方はとても多いです。でも、アラフィフでもアラカンでも食事を整えることでやせることはできます。
今回ご紹介するアラフィフのMさんも、4か月で60kgから48.7kgの【計11.3kg】の減量に成功。さらに食事改善を続けることで、今や47kg台になりました。
ダイエット前のMさんは、二の腕がきつくてスーツがパンパン。好きな服が選べない…と言っていましたが、理想の47kg台になって好きな洋服が選べるようになったのだとか。そこで、今回はMさんがダイエット前後で変わったポイントを2つご紹介します。
●ポイント1:昼食の内容を変えた
仕事で外出することが多いMさん。これまでずっとやせられなかった期間に食べていたものはスーパーやコンビニで購入する「菓子パン」でした。
時間がなく、車中で食事をすることも多かったので、片手で食べられるものを好んで食べてました。パンなら時間がなくても食べれますし、種類も豊富。毎回、2〜3個食べることが多かったそうです。
でも、ダイエットをきっかけに、時間がなかったとしてもパンだけを食べることをやめて、お総菜やサラダチキンをスーパーで買ったり、家からスープジャーにおかずやサラダ・スープを入れて、しっかりおかずを食べるようになりました。
夏のスープジャーは使いにくいかもしれませんが、秋・冬はスープジャーが活躍します。お好みの野菜やキノコ、海藻、お肉・魚など、ビタミンミネラルだけではなく、タンパク質も一緒にとれて一石二鳥。おまけに盛りつけも不要です!
お弁当をつくるとなると、主菜や副菜を考えないといけないですし、人によっては、キレイに盛りつけないと…と気にされる方も多いですが、スープジャーに入れてしまえば、中身が見えないので、人の目を気にする必要もありません。
私もダイエット中は、夜に大量にスープをつくって、残りを翌日のお弁当として持参することが多く、野菜やお肉、味つけを日によって変えて楽しんでいました。スープのほかに、おにぎりを持っていけば、バランスのいい昼食になりますよ。
●ポイント2:間食内容を変えた
これまで昼食にパンを食べることが多かったことが原因か、小腹が空くことが多かったそう。そういうときにMさんがよく食べていたのが「干しイモ」です。
Mさんは、1日に多いときは5〜6枚食べていたのだとか。干しイモはダイエット中のおやつとして紹介されることは多いですよね。原材料が「サツマイモ」だけなのでシンプルですし、クッキーやチョコといったお菓子ではないので、罪悪感も薄くなります。また、甘さも十分感じられるので満足感も大。
ただ、干しイモは糖質量100g中、66gとかなり高いです。干すことによって、栄養が凝縮されるので、焼きイモよりも糖質量が高くなってしまうのです(焼きイモの糖質量は100g中、35g)。これを1日に何枚も食べていたら、やせるよりもどんどん太っていきます。
忙しいときでも昼食内容を変えておなかが満たされるようになったので、間食も減っていったそうですが、小腹が減ったときは、干しイモはやめてヨーグルトや高カカオチョコレートなどを食べるように変えました。
なお、干しイモを1枚食べたからといって太るわけではありませんが、糖質ばかりに偏らないようにすることが大事です。適量食べることを心がけてくださいね。
●食事を見直すダイエットでここまですっきり!【AFTER】
いかがでしたか? アラフィフでも食事バランスを変えて60kgから47kg台と理想体重となったMさん。今や以前履いていたパンツもブカブカに、足も長くなったような気がしています。ファッションも楽しめるようになりました!
いくつになってもファッションを楽しみたいもの。「全然ややせないから、ファッションも楽しめない…!」と思っている方。いくつになってもし食事を見直せばやせられます。これらの昼食・間食内容を、ぜひ参考にしてみてくださいね!