捨てたいけど、捨てられない。クローゼットにそんな服がたくさん眠っていませんか? タレントで片づけ本の著書をもつ“バブリー片づけ”の達人・平野ノラさんに捨てられない服についての考え方を教えていもらいました。

教えてノラさん!捨てられない服どうしたらいい?

ひとくちに「捨てられない」と言ってもその理由はさまざま。読者の疑問に、ノラさんが答えてくれました。

●Q:思い入れのある服がなかなか捨てられません…

A:過去より未来! 量を決めて保管して

どうしても捨てられないものは思い出ボックスへ。「量を決めて、そこに入る分だけに。これから出会う大事なものを入れるためのスペースを残しておきましょう!」

●Q:4歳差の兄弟。お下がり服でクローゼットがパンパンなんです…

A:着ない服を置く空間より今快適に暮らす空間を大切に

お下がりは場所を取り、タイミングを逃すと着ないことも。「またお金を出して買いたいと思えるくらいのものだけ厳選。それ以外は今着られる子に譲ったり、処分を検討して」

●Q:タグつきの服がタンスにあります。いずれ着るからもっていてもいいですよね?

A:ものは使ってこそお役目です。今日から使って循環させて

古い汚れた服などを処分し、新品を日常使いにしましょう。「タグつきのまま使いどきを逃して古くなってしまうより、ガンガン使った方が着る人も服もハッピーに!」

後日談…ノラさん流片づけでクローゼットがすっきり!

上記の解決策をヒントに、お下がり服でパンパンになっていたクローゼットを整理しました。

引き出しにぎゅうぎゅうに詰め込んでいて、お下がり服が今着る服のスペースを圧迫している状態。

本当に残したいもの以外を捨てて、すっきりとしたクローゼットに。「1人でもお下がり服捨てられました!」