58歳、更年期に悩んで。料理家が食事とキッチンで心がけていること5つ
閉経前後の10年を指し、6割の女性が不調を感じるという更年期。そんな更年期による体調の変化で悩んだ経験があると話すのは、現在58歳の料理家・飛田和緒さんです。今回は、日々の暮らしをラクにするための食の工夫と、キッチンまわりのストレスをなくすアイデアを教えてもらいました。
ゆらぐ心と体を支えるために。食のこと、台所のこと
食で体を整えることと同じくらい大切なのが、料理時のストレスを減らすこと。健康な体を保つコツと、台所回りのイライラをなくすアイデアを教えてもらいました。
●「毎日使う道具」はどんどん更新!
「自分に合った道具を使うとストレスがなくなるし、料理の時短にもつながります」。常にベストな道具を探し、更新しているという飛田さんの現在の愛用品。
左からダスキンの台所用スポンジ、デバイヤーとヴォルラースのフライパン、市原平兵衞商店の盛りつけ箸。
●タンパク質、発酵食多めを心がけています
せいろで蒸したカジキにかけたのは、自家製の紅麹みそとエゴマ油を合わせたタレ。みそづくり用に蒸した大豆は一部冷凍し、大豆ご飯など普段の食事に取り入れているそう。「魚と豆、発酵食は積極的にとるようにしています。蒸し物はヘルシーで簡単だから、1人ごはんにも◎」
●カップや取り皿はセルフサービスでラクに
キッチンカウンター下の収納棚には、カップ類や小皿を収納。「お客様からも取りやすい位置なので、ポットにお茶を入れて出し、あとはご自由にどうぞという場合も(笑)。
●夫&娘専用まな板でイライラ減
夫と娘にシミをつけられてしまった木のまな板。
「耐久性が高い釜浅商店の『庖丁にやさしいまな板 黒』を夫と娘専用にしたら、イライラしなくなりました(笑)。
●野菜くずはだしにして生ゴミの削減に
毎日出る野菜くずは、煮出してスープに活用。生ゴミの削減にも役立ちます。「カビやすい季節は、すぐに使うか、保存袋に入れて冷凍を」