目の奥が重い、と感じたらそれは疲れ顔の前兆かもしれません。そんなときは、セルフケアで手軽に疲れ顔を解消しましょう。今回は、エイジングデザイナーの村木宏衣さんに、まぶたを引き上げる目元ほぐしの方法を伝授してもらいました。

お悩み別にアプローチ!疲れ顔を改善する目元ほぐし

スマホを見続けて目の奥が重い…。それは疲れ顔の前兆かも。

「目を酷使すると周りの筋肉がこって血流が悪くなり、どんより顔に。とくに夏は、暑さで疲れが顔に出やすい季節でもあります」と、小顔や体の悩みを多く解決してきた村木宏衣さん。

疲れ目を解消し、老け顔改善にもなる目元ほぐしの授業で、元気な顔印象を取り戻しましょう!

道具のいらない目元ほぐしで顔印象アップ!

目元の筋肉がかたくなるとシワやたるみが生じ、老けた印象の見た目に。

「さらに、目元が疲れている人は、首、肩のこり、イライラ、不眠など体と心の不調を抱えていることも」

デリケートな目の周りには、道具を使わず手の形を変えて圧をかけます。

「簡単な動きなのに、すぐに顔がすっきりして疲れもラクに」

すべてのほぐしの前に!〜ウォーミングアップ〜“耳の穴ストレッチ”でほぐしやすく

 

片方の耳の穴に親指を引っかけ、4本の指で頭を支える。指を入れた耳の逆側を向き、息を吐きながら親指を斜め上に引き上げて吸って吐くを5回繰り返す。反対側も同様に。

ハリがなくなって目尻のシワが目立つ悩みに

疲れて硬直した眼輪筋をゆるめて、まぶたを引き上げ

上まぶたがたるむと目尻にシワができる原因に。「スマホの見すぎなどで疲れた目の周りの筋肉をゆるめてたるみを引き上げましょう」

●カギの手の形を使います

 

人さし指を曲げ、第一関節と第二関節の間の平らな面を当てて、圧をかける。

・豆腐を崩すくらいの優しい力加減で
・1日のなかで、こりが気になったらほぐしどき

●step1:人さし指をカギの手にして、目尻に当てる

人さし指を曲げてカギの状態をつくり、指の側面を目尻と眉尻の間の少し外側にあるくぼみに引っかけるように当てて、やや斜め上に優しく引き上げる。強く引き上げすぎないように注意して。

 

●step2:軽く圧をかけたまま、目をしっかり開け閉じする

指で軽く圧をかけたまま目を大きく開けたり、しっかり閉じたりを10回繰り返す。筋肉の動きを指で感じながら、シワが気になる部分を2〜3か所、位置を変えながら同様に押さえる。反対側も同様に。