6回広島二死一、二塁、矢野の打球を二塁手吉川が一塁へ悪送球、二走の生還を許す(C)Kyodo News

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○ 広島 6 − 4 巨人 ●

<24回戦・マツダ>

 巨人の吉川尚輝が、失点につながる痛い守備のミスを2度してしまった。

 4−4の5回無死一塁で、西川龍馬のセカンドへのゴロを吉川がファンブル。28日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 広島−巨人戦』で解説を務めた田尾安志氏は、「こういうミスがすぐに勝ち負けになるぞというところなんですよね。今の打球でダブルプレーは多分無理だと思うんですよね。打球が緩かったし、バッターは左の西川。そしたらセカンドひとつだけアウトにしておこうと思えば、あのミスはなかった」と指摘。一、二塁となり、二死後、堂林翔太の適時二塁打で勝ち越されてしまった。

 続く4−5の6回二死一、二塁の場面では、矢野雅哉のセカンドへの緩いゴロをセカンド・吉川が前に突っ込み一塁へグラブトスをするも、これが悪送球となり二塁走者の生還を許した。

 田尾氏は「状況をもうちょっとしっかり考えておけば、無茶する必要はない。内野安打ですよ。そうやって考えたら満塁で次のバッターで勝負。もう一度チャンスがあるわけですからね。ちょっと雑なプレーしますね」と苦言を呈した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)