納税は必要なことだとわかっていても、あまりいい気分ではない人がほとんどではないかと思います。

オーストラリアでは自分が支払った税金が、どこにいくら使われているのか、所得申告の書類に記載されているそうです。

 

In Australia, your tax return document shows where your tax money was spent : Reddit/chadthor123


オーストラリア人である投稿者の納税額は2190ドルでしたが、その内訳は

■社会福祉費:846ドル
・高齢者:346ドル
・障害者:200ドル
・家族:196ドル
・失業者:60ドル
・その他:44ドル

■医療:420ドル
■防衛:203ドル
■教育:183ドル
■一般公共事業:105ドル
■政府債務の利子:92ドル
■輸送と通信事業:50ドル
■燃料とエネルギー:41ドル
■産業補助:32ドル
■海外への経済援助:30ドル
■住宅:29ドル
■消防や警察:28ドル
■移民:21ドル
■レクリエーションと文化:21ドル
■その他の目的:89ドル

なるほど、ひと目でどの項目にいくら使われているのかわかります。

明確な税金の使い道教えてくれるのはありがたいですね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●これはすばらしい。もしアイルランドでこれをしたら暴動が起こるだろう。

↑イギリスではあるよ。HMRCのアカウントにログインすると何に使われたか見られる。

↑イライラするのは、封筒を見て何か払い戻しがないかと期待するからである(いつもない)

●自国の税金もこの簡易化した内訳があるといいのに。

↑もしうちの国でこれをやったら、こんな風になるよ:
政府債務:??????????????????????????????????????
教育:?
保険:?
だから、それは導入されない。

↑アメリカ政府は福祉事業と保険に、防衛費の6倍も費やしているはずなのに(実感はない)。アメリカ人として泣く。

●アメリカでは郡の会計監査サイトへ行くと、自分の固定資産税が何に使われたかはわかる。

●これがインドにも必要。

↑腐敗:75%

●イタリアでも同じ書類があるよ。

●カナダの申告でもこれを見たね。イギリスでは自営でなければ申告の心配はしなくてよい。

●透明性が進んでも、腐敗は最小限に見えなくされている。

●うちの国にも推奨してもらえませんか、必要だと思う。

●こういう運営管理費用はいくら?

●これはどこでもされるべき。当然お金がちゃんとそこに流れているのが前提だけど(笑)。少なくとも気持ちはいい。

●5330億ドルの債務? うう。

↑(アメリカ連邦政府の公的債務残高は)30兆ドル。もう子供のお遊びじゃない。

(投稿者)
なんてこった。冗談だと思ったら、真実だった。


税金がどこに使われているか、納税者が理解できるようにするのはいろんな面でいい気はしますね。

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