マネするだけで節約&時短がかなう“業務スーパーの黄金ルート”を、業務田スー子さんが伝授。暑い時季でも難しいことを考えずに食費節約ができちゃいます!

業務田スー子さんが伝授!買い物前に行う3つのルール

これをやるだけで、業務スーパーをよりおトクに回れるという3つのルールを紹介。出かける前に、必ず確認を!

●1:自宅の冷凍庫をチェック

ストックの把握に加え、買ったものを入れるスペースが空いているかを確認。「業務スーパーの賢い使い方は、冷凍食品のまとめ買い! とくに冷凍野菜を入れる場所はしっかり確保して」

●2:業務スーパーのサイトを確認

特売情報や新商品の紹介、レシピ検索コーナーなど、内容盛りだくさん。「確認してから献立メモや買い物リストを作成します。必要なものを見逃さず、ムダ買いも減らせるんです」

●3:保冷剤と保冷バッグを用意する

バッグは常温用と保冷用の2種類を持参。「保冷バッグは大容量かつ高機能なものを選び、中にアウトドア用の特大保冷剤をセット。安心して持ち帰りできて帰宅後の仕わけもラクちんです」

業務スーパーの120%トクする回り方

買い物前の3つのルールを確認したら、いよいよ業務スーパーへ! 難しいこと一切なし! マネするだけでおトクな回り方を紹介します。

●1:店頭

【まずは入り口にある目玉商品をチェックして!】

まずは、入り口ドア正面のイベントコーナーをチェック!「今いちばん売りたい商品を集めていて、おトク度もダントツ。夏はそうめんやめんつゆがよく出ます。とくに店員さんが商品を頻繁に補充していれば、買いのサイン」

●2:加工品売場

【節約食材は早めにルーティン買いするわよ〜!】

チルドのうどんや豆腐、納豆などデイリー食材は忘れないうちに買い物カゴの中へ。「ほかのスーパーの底値以下で売られているものも多いので、早い時間に売りきれることも。絶対に買いたいものは、早めに確保して!」

<ポイント! 冷凍品はチラ見でチェック>

買い物の序盤ではまだ買い物カゴには入れず、お目当ての商品があるかの確認のみ。「後半に買い物カゴに入れて、冷気をキープ」

●3:レトルト品・調味料売場

【節約・時短できるアイテムがお手頃なの!】

続いてレトルト品や調味料のコーナーへ。「マストバイは、甘酢だれなどひとつで味が決まる調味料。人気のオリジナルドレッシングも、うどんのタレや肉の下味つけに活用できるので、大容量でも最後まで使いきれますよ」

<ポイント! 業務スーパーオリジナルのポップを見逃さないで>

「直輸入」や「自社食品工場商品」のポップは、こだわりや自信がつまった商品の証し。「ポップ付近の商品はとくにおすすめ! 期間や数量限定のものもあります」

●4:冷凍食品売場

【使うだけで節約になる冷凍野菜は絶対に買って!!】

価格変動が大きい野菜やフルーツも、冷凍なら値段が変わりにくいので安心。下処理ずみのアイテムなら時短にもつながります。「わが家はどんな料理にも使える冷凍のタマネギ、ホウレンソウ、揚げナスがマストバイ商品です」

<ポイント! 生鮮食品と冷凍食品の価格を比較>

肉や野菜などは先に生鮮食品コーナーで価格の確認をして。「価格差が大きいものを冷凍食品で選ぶと、節約効果がアップしておトクですよ!」

 

●5:お総菜売場

【忙しいときはお総菜を活用】

店内の調理場でつくられた総菜が並ぶコーナー。「関西発祥のお店なので、焼きそばやお好み焼きなど鉄板ものがおいしい! おトクな揚げ物バイキングもお試しを」

<ポイント! 陳列数の多いアイテムを選ぶ!>

豊富に並んでいる商品は、それだけ売れていておトクだということ。「人気商品以外にも、店舗独自の割引品や見きりアイテムが並んでいる場合があるので、見逃さないで」

●6:嗜好品売場

【ムダ買いしないように嗜好品は余ったお金でゲットして】

お菓子やドリンクなどの嗜好品は、予算に余裕があれば購入する決まりに。「大容量のバニラアイスをコーンカップに盛ってお店風に食べるのがお気に入り。節約してもリッチな気分を楽しめるのが、業務スーパーの魅力!」

●7:レジ前売場

【レジの近くにあるパンコーナーもお試しあれ!】

最後に、100円をきる価格の食パンを買い物カゴに入れて終了。「しっとりもちもちでおいしいんです。これで買い忘れもなく、効率よく買い物できたはず。あとはムダなく使いきるだけで、あっという間に食費ダウン! ここまで真似すれば、暑い季節でも食費を減らせますよ!」

「ESSE9月号」では、そのほかギャル曽根さんや食費節約のプロ・くうちゃんの「夏の食費節約Q&A」や業務スーパーアイテムの使いきりレシピ、野菜まるごと冷凍などを紹介しています。ぜひご覧ください!