次はアケ?「チェルシーに”2回”加入した」珍しい5名の選手

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現在マンチェスター・シティからDFナタン・アケを獲得しようとしているチェルシー。かつて所属していた彼を呼び戻そうという魂胆であるという。

そこで、今回は「チェルシーに2回加入した」という5名の選手を特集してみよう。

グレアム・ル・ソー

チェルシー1回目の所属:1987〜1993年

2回目の所属:1997〜2003年

ル・ソーはチェルシーでプロデビューした左サイドバック。下部組織から1989年に昇格し、後にレギュラーを獲得。しかしサウサンプトン戦で途中交代になったときに怒りのあまりユニフォームを地面に投げつけ、ポッターフィールド監督と衝突。ブラックバーンに売却されることになった。

そしてブラックバーンで活躍を見せた後、1997年に500万ポンドという当時のディフェンダーとしては最高額記録となる移籍金でチェルシーに復帰。怪我も多かったものの6シーズンで192試合に出場している。

ネマニャ・マティッチ

チェルシー1回目の所属:2009〜2011年

2回目の所属:2014〜2017年

2009年にコシツェからチェルシーにやってきたマティッチ。才能は高く評価されていたが、プレミアリーグではわずか2試合しかプレーできず苦戦した。そしてダヴィド・ルイスの獲得に至った取引の一部としてベンフィカに譲渡されることになった。

それで奮起した彼はポルトガルで大活躍を見せ、3シーズンで多くのタイトルを獲得。そしてチェルシーは2100万ポンドで彼を買い戻し、3年後にマンチェスター・ユナイテッドへ4000万ポンドで放出している。

ディディエ・ドログバ

チェルシー1回目の所属:2004〜2012年

2回目の所属:2014〜2015年

チェルシーの歴史上最も活躍したストライカーとして評価されているディディエ・ドログバ。とくに重要な試合での貢献は印象的であり、ジョゼ・モウリーニョ監督体制のクラブで絶対的な存在になった。

一度チームを離れたあとは中国とトルコでプレーし、2014年にモウリーニョ監督の誘いでチェルシーに復帰。1シーズンのみのプレーになったが28試合に出場し、その後アメリカ・メジャーリーグサッカーへと去っていった。

ダヴィド・ルイス

チェルシー1回目の所属:2011〜2014年

2回目の所属:2016〜2019年

ネマニャ・マティッチと入れ替わりでベンフィカから加入したダヴィド・ルイスも、チェルシーに2回所属した貴重な選手の一人だ。攻撃力にも長けた自由なディフェンダーとして唯一無二の存在となり、評価を高めたあとでパリ・サンジェルマンに買われていった。

そして2016年に買い戻されると再びレギュラーに定着。アントニオ・コンテ監督の下では3バックの中央をこなせる貴重な選手として、相変わらず不安定ながらも前向きなプレーで大きな貢献を見せた。

ロメル・ルカク

チェルシー1回目の所属:2011〜2014年

2回目の所属:2021年〜

2011年にアンデルレヒトから加入したときにはまだ18歳だった。あまり出場機会には恵まれず、WBAとエヴァートンへのローン移籍を経て退団することになり、あまりよい時間にはならなかった。

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それから7年が経ち、インテルで復活を見せた彼は昨年チェルシーへと復帰。その移籍金は1億ポンドにも近いものだったとされるが、結局プレミアリーグに馴染むことができず。今夏追われるようにインテルへとローンで復帰することに。