今年1月、宮城県白石市の山林で高根沢町の田中早苗さん(当時24)の遺体が見つかった事件で宇都宮地方検察庁は5日、傷害致死の罪で住所不定の無職、海部学容疑者(35)と妻の春香容疑者(26)、それに春香容疑者の妹の益子町の無職、郄木沙耶花容疑者(23)を追起訴しました。

起訴状によりますと3人は共謀して2019年9月上旬から12月23日ごろまでの間、当時住んでいたさくら市内のアパートで共通の知人の田中さんの体を素手や突っ張り棒で殴ったり蹴ったりしたほか、顔をライターの火であぶるなどの暴行を加えるなどして外傷性ショックまたは頭蓋内損傷により死亡させたとしています。