参議院選挙の特集です。

日本維新の会・新人の大久保裕美氏45歳。

公示日の6月22日は古里の日光市で出陣式を行い、初めての選挙戦をスタートさせました。大久保氏は、大学や専門学校の体育の教職員として学生と接する中で、経済的な事情で退学する学生を目の当たりにしてきたといいます。

自身も母子家庭で育ち、生活費を稼ぎながら東京で学生生活を送った経験から誰もが平等に教育を受けられる世の中にしたいと出馬を決意しました。そして、日本維新の会が大阪で、議員の報酬カットなどで生み出した財源を子どもや高齢者の支援に充てている「大阪モデル」を栃木にも広めたいと訴えます。

その思いを後押ししようと日本維新の会の幹部も続々と栃木入りしこの日は、JR小山駅前に松井一郎代表が応援に駆けつけました。栃木県内各地への遊説は主に2人の男性スタッフがサポート。

大久保氏は、選挙カーから自らの声を直接、街行く人に届けていました。県内25の市と町、全てをくまなく巡り1日に8回ほど街頭に立って支持を訴えました。訴える一方で、「街の声を吸い上げて国に届けたい」と演説が終わると訪れた人たちにかけより悩みや課題に耳を傾けます。

6人の候補者による激しい選挙戦。暑さも厳しさを増すなかエアロビクスの日本代表として2度の世界大会に出場した体力とガッツ、それにフットワークのよさを武器に訴えにも力が入ります。

選挙期間も残り半分、全力で政策を訴えていきます。