オミクロン株の新系統 栃木県内で初確認 新型コロナ
新型コロナウイルスについて栃木県は4日、オミクロン株の新たな系統が栃木県内で初めて確認されたことを明らかにしました。
一方、4日は県と宇都宮市で新たに118人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。
県は4日、県保健環境センターなどでのゲノム解析の結果、すでに公表されている感染者からオミクロン株の新たな系統であるBA.5が6人、
BA.2.12.1が1人、それぞれ初めて確認されたと発表しました。現在、全国の新規感染者数は増加に転じていて国の専門家会議では今後BA.5系統が国内の主流となり感染者が増える可能性が指摘されています。
県は警戒を強めていて、福田富一知事は第7波への懸念を示した上で、空気の入れ替えや適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。
4日の感染状況では県の発表分が70人、宇都宮市の発表分が48人の合わせて118人が新たに確認されました。県内の感染者は累計で9万4504人です。
関東近県の状況です。埼玉県で912人の感染、茨城県で233人の感染、群馬県で1人の死亡と115人の感染が確認されました。