「大統領選候補と浮気していた」と主張して“虚言症”患者と批判された韓国女優が訴訟を取り下げ

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映画『私の頭の中の消しゴム』などに出演した女優キム・ブソンが、大統領選挙にも出馬したイ・ジェミョン議員を相手に提起した3億ウォン(約3000万円)の損害賠償請求訴訟を取り下げると明かした。

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キム・ブソンは7月3日、自身のSNSを通じて「明日、イ・ジェミョン議員の民事訴訟を取り下げようと思う」と伝えた。

先立ってキム・ブソンは、イ・ジェミョン議員と自分が不倫関係だったと主張。イ・ジェミョン議員はそれを嘘だと否定し、彼女を虚言症患者、麻薬服用者と主張した。それを受けてキム・ブソンは2018年9月、精神的、肉体的な損害を受けたとして損害賠償請求訴訟を提起した。

それから裁判は4年目に突入したわけだが、SNSを通じてキム・ブソンは「私は最初から民事訴訟に反対し、カン・ヨンソク弁護士はこの手続きが絶対に必要だと私を説得した。私は罠にはまった。敵との共寝だった」とし、「じっくり考えてみると、カン・ヨンソクは私を、私はカン・ヨンソクを利用しようとする政治的な私心だけで満ちていたようだ」と振り返った。

(写真提供=OSEN)キム・ブソン

それと共にキム・ブソンは、「私はずいぶん前にイ・ジェミョンに会い、好きだったし、忘れた。ずいぶん前だ。過ぎたことだ。そしてすでにページを越えた」とイ・ジェミョン議員との縁について書き、「それで明日、民事訴訟を取り下げる。彼は敗者なので」と付け加えた。

さらに7月4日、キム・ブソンはあるメディアに訴訟取り下げを決めた理由は、ユン・ソギョル大統領の妻キム・ゴンヒに誹謗されたからだと伝えた。キム・ブソンはキム・ゴンヒが自分を誹謗していたことを知り、これ以上、政治的に利用されてはならないと決心したという。

キム・ブソンは同日、SNSにその記事をリンクし、「イ・ジェミョン側からお金を受け取って告訴を取り消したという悪質なコメントに対しては、民事訴訟を真剣に考えている」と付け加えた。