ものづくり人材を育てる、栃木県立県央産業技術専門校で2日、高校生などを対象にしたオープンキャンパスが開かれました。

オープンキャンパスには高校生やその保護者などおよそ90人が参加しました。

2日は特別に授業が開かれていて、生徒たちはグループに分かれ普通課程の機械技術や木造建築など8つの学科の授業を見て回りました。それぞれの学科の担当者から学科ごとの特長や就職先として想定される企業などについて説明を受けたあと、学生が工具で木材を削ったり、パソコンを使ってプログラムを制御したりする様子を間近で見学し、入学後の学校生活についてイメージを膨らませていました。

学校によりますと、ITエンジニアや制御システムなど産業のデジタル化に伴って人気の学科に応募が集中する一方、建築や自動車整備などものづくりの現場を志す学生の数はやや減少傾向にあるということです。

学校では8月24日に授業を実際に体験できる一日体験を実施する予定で、これらの機会を通じてものづくりの魅力をPRしたい考えです。