栃木県内で相次ぐ特殊詐欺被害 要注意を!
1日、午前10時すぎ宇都宮市の88歳の男性の自宅に「補助金が出るので受け取ってください」などと男から電話がありそれを信じた男性が金融機関のATMを操作し指定された口座に現金およそ99万円を振込み、だまし取られる事件がありました。宇都宮中央警察は特殊詐欺事件とみて捜査を進めています。
また足利警察署によりますと6月28日、午前10時ごろ、足利市の80歳の無職の女性の元に市役所や金融機関の職員を名乗る者から「保険料の戻りがある」「キャッシュカードを新しいものにする。こちらから手続きに伺う」などとうその電話がありました。その後自宅に現れた金融機関の職員を名乗る男に封筒に入れたキャッシュカード2枚をポイントカードが入った封筒にすり替えられだまし取られました。口座から200万円引き出されていて、不審に思った金融機関が女性に問い合わせて被害に気付いたということです。警察で特殊詐欺事件として捜査しています。
栃木警察署によりますと6月30日、正午ごろ栃木市に住む無職の87歳の女性の元にデパートの店員や銀行協会の職員を名乗る者から「クレジットカードで買い物をしていませんか」「デパートから連絡を受け
キャッシュカードは使えなくなるから変更したほうが良い」「対面では受け取れないのでポストに入れておいてください」などと、うその電話がありました。女性はキャッシュカード2枚を自宅のポストに入れだまし取られました。警察によりますと1枚のキャッシュカードから50万円が引き出されていたということです。警察で特殊詐欺事件として捜査しています。