新型コロナウイルスのこの1週間の栃木県内の感染状況をまとめました。

6月23日から29日までに県内で新型コロナウイルスに感染が確認されたのは取り下げを含まない発表分で579人でした。前の週の681人から102人減っていて7週連続で減少しています。

29日時点の療養者は802人で、このうち入院している人は34人、重症は2人です。全体の8割に当たる676人が自宅療養となっています。

県内ではこの1週間で1人が亡くなり、累計で277人となりました。

クラスターは芳賀町、鹿沼市、上三川町、小山市の高齢者施設の合わせて4件確認されています。

県の警戒度レベルは2つの指標で改善していますが、検査陽性率と人口10万人あたりの新規感染者数は依然として対策を強化すべきレベルとなっています。

新規感染者数が減り医療提供体制への負荷は低い状態が続いているとして県は6月25日から県独自の警戒度レベルを5段階のうち2番目に低い「レベル1」に引き下げました。

最後にワクチン接種率です。29日時点で栃木県の3回目のワクチン接種率は64.63%、最も進んでいるのは秋田県で72.08%です。