バスケットボールB1で2度目の日本一になった宇都宮ブレックスの新しいヘッドコーチが30日、県庁で会見を開き、連覇に向けて意気込みを語りました。

 

佐々宜央新ヘッドコーチ(38)はチームを5年ぶり2度目の優勝に導いた安齋竜三前ヘッドコーチの右腕を務めてきました。安齋氏の退任に伴い、アシスタントコーチから昇格する形で指揮官に就任することが決定。オリンピックの世界最終予選やワールドカップのアジア地区予選で男子日本代表のアシスタントコーチを務めるなど経験豊富で、2017年からはB1の琉球でヘッドコーチを務めました。

 

佐々ヘッドコーチは年間チャンピオンを置き土産に退任した安齋氏の後任として打診があった直後は迷いや葛藤があったものの、その翌日には引き受ける決意をしたといいます。今後はチームの伝統であるディフェンスの規律を保ちつつ、オフェンスでは個人が生きるバスケットを目指すということです。