投手も苦笑い「露骨に曲がってる」 制御できない“超魔球”に「バッターお手上げ」
ZOZOマリンスタジアムは最大風速16m…「風を味方にしたらエグすぎた」
■オリックス 5ー0 ロッテ(24日・ZOZOマリン)
ZOZOマリンスタジアムの名物となっている海からの強風が、投げた投手すら驚く衝撃の“超魔球”を生んだ。24日に行われたロッテ-オリックス戦。最大風速16メートルで、選手のユニホームをバタバタと叩く中、いつも以上に変化したボールに、ファンも「変化球のレベルが反則的に向上するスタジアムってすごいね」「こんな露骨に曲がってるのすごいな」と注目した。
投手本人すら予想せぬ軌道が連発した。初回1死一、三塁で、ロッテ先発の本前が投じたチェンジアップは流れるように外角へ。空振り三振を奪った。さらに2回2死三塁では、今度はオリックス先発の山岡が投げた直球がカットボールのように内角へ。これには右腕も口を尖らせ、驚いたような表情を見せた。
投手の味方をした“自然の力”を「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも大注目。「最大風速16m『マリンの風が生んだ魔球』」と題して映像を紹介すると、ファンからは「バッターからしたらお手上げ」「硬球をピンポン球にしてしまうZOZOマリン」「風を味方にしたらエグすぎた」などとコメントが並んだ。(Full-Count編集部)