家族観や価値観が多様化する中、「結婚」への意識も変わりつつあります。そんな中、結婚や婚活についてより前向きなイメージを発信していこうと栃木県は23日、PR大使を任命しました。

内閣府の調査によりますと、20代の男性は約7割、女性はおよそ半数が配偶者または恋人がいません。積極的に結婚したいと思わない理由に「自由でいたい」「結婚するほど好きな人に巡り合っていない」などが挙げられています。

 

そんな中、生きていく上で「結婚という選択肢もある」ことを若い世代を中心に改めて認識してもらおうと、県は「ふたりの未来応援アンバサダー」を初めて任命しました。

 

任命されたのは大田原市出身で、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんです。今年で結婚丸20年となり現在、夫と7歳の長男と幸せな家庭生活を送っています。

23日は福田富一知事からバルーンブーケの委嘱状が手渡されました。大島さんは今後、SNSなどでの情報発信やトークショーへの出演などの活動を通して、啓発に取り組むということです。大島さんの就任に合わせ、とちぎ結婚支援センターの入会登録料半額キャンペーンなどが展開されます。