34歳ラノッキア、セリエA初挑戦のモンツァへ加入…10年以上在籍のインテルを退団

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 モンツァは21日、インテルに所属する元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアをフリーで獲得することを発表した。契約は2024年6月までの2年間となる。

 現在34歳のラノッキアは、かつてインテルの主将を務めたセンターバック。バーリでの活躍が評価されて2010年にインテルに引き抜かれると、公式戦通算223試合に出場した。そしてクラブでの信頼を勝ち取った2014−15シーズンには、元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティから主将の座を受け継いだ。

 だがインテルでのキャリアは徐々に下降線をたどると、その後サンプドリアやハル・シティへのレンタル移籍を経験。チームがスクデット争いを演じた今シーズンもほとんどの試合でベンチを温め、リーグ戦の出場は6試合にとどまっていた。

 そしてインテルとの契約が満了となる今夏、2010年から所属したインテルを退団し、クラブ史上初のセリエA昇格を手にしたモンツァに加入することが決定。クラブの公式サイトでも「経験、人間性、そして勝者のメンタリティをもたらす」と紹介される通り、ベテランとしてチームを牽引する活躍が期待される。