カンボジア・ストゥントレン州のメコン川で捕獲された体重300キロの巨大な淡水エイ(2022年6月14日撮影)。(c)AFP PHOTO / WONDERS OF THE MEKONG / Chhut Chheana

写真拡大

【AFP=時事】カンボジア北部ストゥントレン(Stung Treng)州の漁師が先週、メコン(Mekong)川で体重300キロの巨大淡水エイを捕獲した。研究者らが21日、発表した。世界最大の淡水魚だという。

 口先から尾の先までの長さは4メートル。追跡用の発信機が取り付けられ、川に戻された。

 米大学が支援するプロジェクト「ワンダー・オブ・メコン(Wonders of the Mekong)」によると、これまでは、タイ・メコン川で2005年に見つかった293キロのナマズが世界最大の淡水魚だった。

 ワンダー・オブ・メコン・プロジェクトを率いる魚類生物学者ゼブ・ホーガン(Zeb Hogan)氏は「六つの大陸の川や湖で20年にわたり巨大魚を研究してきたが、(今回のエイは)これまで私たちが見つけた中でも、世界で記録された中でも、最大の淡水魚だ」と述べた。

 同州では先月にも、漁師が体長4メートル、体重180キロの淡水エイを捕獲していた。

 メコン川は中国を源流にタイ、ラオス、ミャンマー、カンボジア、ベトナムを流れる国際河川で、支流を含め流域全体で6000万人の食を支えている。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
体長4mの巨大淡水エイを釣り上げる カンボジア
メコン川流域、新種生物200種以上発見 WWF
中国の野望を妨げる「97キロ」 タイのメコン川