開発が進む壬生町の中心部に全国展開するホームセンターが進出し、18日オープンを迎えました。

営業を開始したのはカインズ壬生店です。県内13店舗目となり午前9時半のオープンを前におよそ200人が列を作りました。店舗があるのは壬生町安塚で隣には今月23日に県内初出店となる倉庫型の会員制スーパー、コストコがあります。町内に工業団地や農地があることからプロ向けの工具や農業器具を充実させています。

また流行りのキャンプ用品や1万2千点にのぼるプライベートブランドの製品をそろえ、ベイシアやワークマンなど物販チェーン7社を中心に構成するグループの強みを生かした店舗に作り上げました。

そしてもうひとつ大きな特長があります。店の屋上に400枚もの太陽光パネルを設置したことに加え、地元の森林の間伐材を使って発電された電力を使うことでカインズでは初めて店で使用する電気を100%再生可能エネルギーで賄うことに成功しました。スタッフは80人以上を地元で採用したほか、壬生町と災害時に物資を提供する協定を結んでいて、地域雇用の充実、さらに住民の「安心」も確保できる店を目指すということです。