「HPが回復しそうな東京都庁」

そんなコメントと共に投稿された写真が、ツイッター上で話題になっている。

こちらは、埼玉県在住のツイッターユーザー・Yuji（＠Yuji_48さん）が2022年5月31日に投稿した写真だ。

夜空に下に高くそびえ立つ、東京都庁。ビルの中央部分や、2つ並んだ天辺部分がブルーカラーにライトアップされ、その光が幻想的に空まで広がっている。

確かにこの光に触れれば、体力は回復し、状態異常も直りそうだ。

RPGの世界にそびえ立っていそうな都庁に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「大迫力ですね！ついでにsaveもできそう？」
「全回復間違いなしですね」
「パンデミックのダンジョンから脱出成功ってか！？」

Jタウンネット記者は写真について、投稿者のShibasakiさんに話を聞いた。

「神秘的な雲の流れ」を表現

Shibasakiさんは、主に埼玉県内や東京都内の景色や風景・夜景・星空などを撮影している。話題の写真は以前、東京都庁が青一色にライトアップされた時に撮影したものだ。

「新宿で夜景を中心に撮影していた時、都庁の展望台に行こうとしたところ、東京都庁舎が青くライトアップされていたので、全体を撮りたいと思い、正面の広場から超広角レンズで撮影いたしました」（Shibasakiさん）

撮影にあたってこだわった点について、Shibasakiさんは

「長時間露光（感光材料などをレンズ越しに光にさらすこと）をして、神秘的な雲の流れを表現してみました。また、超広角レンズを使う事でよりパースの効いた迫力を出しました」

と説明。都庁は青だけでなく、様々な色にライトアップされることがある。例えば22年6月5日の「環境の日」はグリーンに、4月22日〜29日は「第46回全国高等学校総合文化祭東京大会」をアピールするためにテーマカラーの江戸紫に染まっていた。

Shibasakiさんは撮影時を振り返り、「この時は青一色だったので、とても心落ち着く色合いと綺麗な色味で感動しました」と語る。

なお東京都庁の新着ライトアップ情報は、都ウェブサイトのお知らせページに掲載されている。「何故その色なのか」も書かれているので、気になったらチェックしてみてほしい。