コウノトリの「ひなた」巣立つ 小山
小山市の渡良瀬遊水地で生まれた国の特別天然記念物、コウノトリのひな1羽が5日、人口の巣の塔から巣立ちました。
5日午後1時ごろ、小山市の渡良瀬遊水地内にある人口の巣塔から巣立ったのは、ヒナ2羽のうちメスの「ひなた」です。
ふ化したと推定される3月20日から69日目。
「ひなた」は巣から飛び立つと広い青空を優雅に飛び回ったり、水辺に着地したりして見守った大勢のカメラマンを喜ばせました。もう一羽のオスの「セラ」は巣立とうとする素振りを何度も見せたものの、この日は巣立つことはありませんでした。
市の担当者によりますと、これまでの実例などを踏まえるとセラも今週中には巣立つ可能性が高いということです。