航空機で感謝の手紙 中学生とスタッフが交流 宇都宮
全国大会の出場で日本航空、JALを利用した宇都宮市内の中学生が乗務員などに感謝の手紙を残したことが縁で、航空機の副操縦士などが5月27日中学校を訪れました。
感謝の手紙を書いたのは宇都宮市の陽北中学校2年弓下莉瑚さんと尾上希実さんの2人です。
2人は今年3月、卓球の全国中学選抜大会へ出場するため卓球部の仲間たちとともに愛媛県松山市へ向けて羽田空港から航空機に乗りました。
すると窓の外の滑走路にJALのスタッフが総出で大きく手を振って離陸を見送る姿を見つけたといいます。
コロナ禍で大会への出場機会が減る中挑む全国大会でしたが、思わぬおもてなしを受けた2人は機内で「心がふわふわ、うきうきしました」「愛媛まで素敵な旅をありがとう」などとつづった置き手紙をしました。
今度はこの手紙を見つけた乗務員が感謝の気持ちを返したいとこの便のフライトに関わったメンバーおよそ20人が感謝の動画を2人に贈りました。
この日は学校を訪れた吉田則之副操縦士などと一緒に届けられた動画を視聴しました。
宇都宮市陽北中学校2年 尾上希実さん:「うれしくて思ったことを書いた小さな手紙だったけど有難うに対して有難うと返してきてくれたことがとてもうれしかった。」
宇都宮市陽北中学校2年 弓下莉瑚さん:「このようにさらにお礼をしてくださったことによってさらに夏の全国大会やほかの大会でもよい成績を残せるように頑張りたいと思いました。」
吉田訓之副操縦士:「せっかくなのでお礼の気持ちを返したいということで今回のような時間を作っていただいた。感謝が回っている感じなのがうれしいです。」