ギョーザやカクテルのほか「ジャズのまち」としても知られる宇都宮。それを象徴するかのように誰でも自由に弾くことができるピアノが「街の玄関口」に設置されました。

有名なアニメの主題歌が響き渡るのは…多くの人が行き交うJR宇都宮駅。

2日から期間限定でグランドピアノが駅2階の西口イベントスペースに設置されました。

オープニングセレモニーには宇都宮市出身のジャズピアニスト倉沢大樹さんが登場し、ウッドベースの田澤充康さんとともに駅や鉄道にちなんだナンバーを披露しました。

駅の構内に誰でも弾けるピアノを置くのは全国各地で行われていますが、JR宇都宮駅では初めて。「ジャズのまち」をうたう宇都宮の玄関口にもぜひ、と「宇都宮ジャズ協会」が実現に力を尽くしました。

調律などの管理が必要なため今回は今月12日までの期間限定ですが、今後も常設化を目指して取り組みを進めると話します。

見知らぬ人が交差していく駅の構内で言葉を交わさずとも「音」でつながることができるピアノ。期間中、どんな音色が駅の利用者を迎えてくれるのでしょうか。