ホンダが電動化強化もHV専用車「インサイト」2022年8月生産終了! 「CR-V」「シャトル」も終了判断の理由とは?
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「インサイト」「CR-V」「シャトル」生産終了へ
ホンダのハイブリッド専用車「インサイト」、ミドルサイズSUV「CR-V」、コンパクトワゴン「シャトル」が2022年8月末をもって生産終了することが明らかになりました。
なぜホンダは、3車種の生産を終了することになったのでしょうか。
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【画像】ホンダ「インサイト」2022年8月末で生産終了 こんなにカッコいいのに! 実車を画像で見る(35枚)
インサイトは、初代モデルが1999年に発売。初代はクーペ、2代目(2009年発売)はハッチバック、そして現行の3代目(2018年発売)はセダンと、すべて異なるボディタイプとして登場しています。
各世代で販売中断期間もありましたが、すべてハイブリッド専用車として展開されていました。
CR-Vは、初代が1995年に登場し、国内では4代目と5代目(現行)の間に約2年の販売中断期間があったものの、2018年に復活しています。
シャトルは、前身となるフィット派生車「フィットシャトル」の後継モデルとして2015年に発売されました。
国産ワゴンのなかでも貴重な5ナンバーサイズのワゴンであり、さらに2022年現在ホンダで唯一のワゴンでもあります。
一般社団法人日本自動車販売協会連合会の発表する2021年度(2021年4月から2022年3月)の登録車販売台数ランキング(1位から50位まで)では、シャトルが唯一ランキング圏内の38位(販売台数1万3561台)、インサイトとCR-Vはランキング圏外となっていました。
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3車種の生産終了について、ホンダの広報担当者は「日本の市場の動向と需要を見直して、ラインナップを見直すことになったことが理由です」と説明します。
また、今回の販売終了はホンダのアプリ(Honda Total Care)でアナウンスされましたが、この理由については「ホンダのアプリにて、既存オーナー向けのアナウンスとして3車種(インサイト、CR-V、シャトル)を出しています。
これまでの生産終了するモデルに関しては、乗っていたお客さまにとって『気づいたら終わっていた』という状況があったこともあり、この3車種からしっかりとメッセージとして残したいということで始めました」と説明します。