連休中は家のものを見直すチャンスです。新年度から少し落ち着いた5月に見直しておくとその後がラクになるものを、共働きで4人の子どもを育てながらすっきり暮らしをするブロガーのベリーさんに教えてもらいました。

5月に見直しておくと、その後すっきり暮らせるもの2つ

少し前に新年度を迎えたと思ったら、もう5月の連休真っただ中! 暮らしのリズムが少し落ち着いてきた5月。このタイミングで見直しするといいものを2つご紹介します。

●死蔵品が増えがちな食品ストックコーナー

まずは、食料ストックコーナーです。キッチンなどにストックしているふりかけや調味料、のりやヒジキなどの乾物を見直してみましょう。わが家の場合は、キッチンカウンター(引き出しつきの収納棚)を食品ストックスペースとして使っていますが、引き出しでも、棚でも、見直す方法は3ステップです。

【食品ストックコーナーの見直し方】

・中に入れているものを全部出して、そのスペースをきれいにする

・いるもの、いらないものを分ける

・必要なものだけを戻す

中に入っているものをいったん全部出すことで、忘れていたものが奥から出てくることでしょう。よほど気をつけていない限り、よく使うものは手前に、あまり使わないものは奥へ奥へと追いやられるものです。また、すべて取り出すことで、引き出しをきれいにするチャンスにもなります。

調味料や乾物にも、賞味期限があります。見直したタイミングで、早めに食べた方がいいものは、引き出しの中でも手前の方に置くようにします。いつも目に入ることで、使い忘れが防げます。また、残念ながら賞味期限がとっくに過ぎてしまったものなど、もう食べないものは思いきって処分します。

湿度が高くなる梅雨の時期になる前に、早く食べた方がいいものを確認しつつ、もう処分すべきものは反省しながら処分して、食料ストックコーナーをすっきりさせています。

●子どもの教材やノートも見直すチャンス

次に、お子さんがいるご家庭は、前年度に使った教科書やノートを見直してみましょう。新年度に入ってすぐは「もしかしてまだ使うかも…」と何となく処分しづらかったものも、5月になればこれからも使うのか、もう使わないものなのかはっきり分かります。

例えば、前の学年で使った国語や算数の「上巻」「下巻」については、新学年用の国語や算数の上巻を使っていれば、前年度の教科書は処分可能です。家で復習のために実際に使っているご家庭を除いて、「また使うかも…」と思っていても、今実際使っていないものはこれからもまず使いません。

わが家の場合は、記名した部分を切り取って、資源ごみの古紙回収に出しています。

新しい暮らしに慣れてきた5月。じめじめと湿度の高い梅雨の時期がきても快適に暮らせるよう、ものも見直していきましょう。