50代からの小さなキッチン。大きなまな板やフライパンは捨てる
家族の形が変わることもある50代。もうすぐ50代のエッセイスト・若松美穂さんは、子どもの成長に従って大きなキッチングッズを処分。お金をかけるところも変わってきたといいます。詳しく伺いました。
50代に向けてキッチンまわりで変わったこと3つ
娘たちの成長や家族の暮らしの変化に伴い、ここ数年、わが家の暮らしは少しずつ少しずつ変化しています。
たとえばキッチン関連。食べる人の数が減れば、つくる機会も量もグッと減ります。
●1:まな板やフライパンは小さいサイズがラクに
以前よく使っていた、一番大きい左の白いまな板は捨てました。
ほかの3つは、すべて食洗器に入りますし、洗うのも楽です。キッチンに居る時間が楽しくなるよう、カラフルなものを選んでいます。
フライパンも同様です。一人分、二人分ならば、小さいもので十分なことも増えました。
卵料理や野菜を少しだけ炒める・ゆでるなどの副菜づくりでも、14cmのフライパンが活躍してくれています。これまた、片づけが簡単です。
●2:スープはコーヒーカップでOK
母はスープカップが壊れたので、新しいものを買いたいと言いますが、使う人が減っているのだから…と私は、大きめのコーヒーカップでの代用を提案しました。
ティーカップにヨーグルトやフルーツを入れたり、用途が違っても使えるものはあるものです。
食事の際、温かい汁物をいただくと、気持ちがホッと落ち着き、おなかが満たされ、食べ過ぎを防ぐことも可能です。
おかずの種類を増やすのが面倒なときには、具材多めの汁ものをつくるようにしています。
●3:食費にお金をかける
今のわが家は、衣類や雑貨を増やすことがないので、家族一緒の食事や外食に比較的お金をかけるようにしています。時々しかない、近況報告の楽しい時間ですから、皆が食べたいものを…と思っています。
ここ最近は、埼玉限定のGOTOEATの券なども使い、楽しみつつやりくりの工夫をしているところです。