育児、家事、仕事…毎日忙しいから、片づけに時間はかけていられない! という人に朗報です。“ズボラ収納”なら、最小限の手間でおうちの中がすっきり! ここでは、「面倒くさい」を解決してくれる片づけテクニックを、整理収納アドバイザーの和田ゆきえさんに教えてもらいました。

「あけない」から、ものの出し入れがスムーズに

あけるアクションをなくせば出し入れがスムーズ! 戸を外せる場所から取り入れてみて。

戸を外してカーテンにチェンジしたゲタ箱<写真>

●押し入れはロールスクリーンで目隠し

ふすまを外してロールスクリーンに。「ふすまだと片側ずつしかあかないから、『こっちじゃなかった』ということも。普段はあけっぱなしにし、来客時にロールスクリーンで隠します」

●玄関収納の戸を外せば、最速で靴が片づく

ゲタ箱は戸をカーテンにチェンジ。さらによく履く靴が入っている箇所はあけっぱなしに。「出かける間際に片手がカバンでふさがっていても、もう片方の手で出せます」

「省スペースにこだわらない」から使いやすくなる

●ティッシュとゴミ箱は必ずセットに

ものの数が多かったり、置き場所をとっても、使いやすく、片づけやすければ問題なし!

ティッシュで鼻をかんだら必ず捨てるからゴミ箱はティッシュの横を定位置に。「そこら辺に置きっぱなしにされずにすみます」。

つるしておけば掃除機がけもストレスなし。

●保存容器はあえて重ねず収納

保存容器をフタと容器を分けて重ねると、使うときに取り出しにくい。「使うときと同じようにフタと容器をセットにしておけば、場所はとっても、そのまま使えて手間なしです」

 

まだまだある!ズボラ収納にチェンジ!

●ワザ1:「卵はパックごと棚に置くだけ」

以前は卵専用の引き出しに入れていましたが、1個ずつ入れるのも、引き出しをあけるのも手間。

「パックの上部を切り取ってトレーに入れ、冷蔵庫の棚に。スムーズに取れます」

 

●ワザ2:「ブックスタンドを方向転換」

普通に置くとブックスタンドの底の厚みに本が引っかかりがちに。

「底が奥になるように向きを変えて入れたら、スッと本がしまえました。小さなストレスも見逃しません!」