50代、気になる部屋のにおい対策5つ。タオルは定期交換、収納ケースは手放す
暖かくなると気になってくるのが部屋のにおい。梅雨や夏は、部屋だけではなく生ゴミや生乾きの洗濯物のにおいもストレスに…。そこで今回は、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに、普段行っている部屋のにおい対策を教えてもらいました。
50代、気になる部屋のにおい対策5つ
暖かくなると、部屋のにおいが気になってきますよね。雨が降ったり、湿気も多くなったりして、部屋全体やゴミのにおい、洗濯物のにおいも気になってしまい、なんだかスッキリしない季節になります。加えて、いわゆる大人臭にも配慮が必要な年齢になりました。そこで今回は、部屋のにおい対策のためにやっていることをまとめてみました。
●1.衣装ケースを手放し中
洋服をたたむことが苦手なので、オンシーズンの服は吊るす収納にしています。オフシーズンの服は衣装ケースに収納していたのですが、数か月間全く開けないケースを久しぶりに開けたとき、ニオイが気になるようになったので、ケース収納を減らしています。
オンシーズン、オールシーズンの服…吊るす収納
アウター類…保管サービスつきクリーニング
オフシーズンの服…厳選して残し、フタのないケース+不織布カバーで収納
で対応中です。
服をギュウギュウに密着させ、換気の少ない状態で保管することに疑問をもっていたのですが、そうしたストレスも減ってきています。
●2.定期交換を心がける
服はもちろん、タオルや肌着も使用期間が長ければ長いほど、においが落ちにくくなるように感じるので、定期的に新しいものに交換をしています。何度も洗濯したりする必要がなく、においを取る家事に振り回されなくなりました。
●3.収納庫は「もったいない使い方」で使う
衣装ケースにつめ込んだ服と同じように、ギュウギュウにものをつめ込んだ収納庫は管理も行き届かず、こもったようなにおいや溜まったホコリが気になるもの。
なので、通気性があって、掃除や見直し作業が負担に感じないような「余白のあるもったいない使い方」をするようにしています。
●4.ゴミ箱にはひと工夫
とくに、生ゴミ用のゴミ箱は不快なニオイが気になるもの。以前は頻回に丸洗いをしていましたが、いつからか大変に感じてストレスになってきたので、剥がせる両面テープで内側にゴミ袋を貼りつけて汚れを防ぐようにしています。
また、フタの裏側には静電気を利用してサランラップを貼りつけておくと、汚れの予防が可能に。汚れを事前に予防しておくことと、ゴミに重曹をふりかけることで、随分とにおいが減っています。
●5.除菌スプレーで部屋干し臭を撃退
気になる部屋干し臭や大人臭には除菌スプレーを使います。すぐに洗濯ができないとき、洗濯前の衣類に除菌スプレーをふっておくと菌の繁殖が抑えられ安心です。乾いたあとににおいが気になる場合も、簡単に脱臭できるのでとても便利です。
●6.お香を焚いて部屋も気持ちも浄化する
部屋全体になんだかすっきりしないにおいを感じたときには、お香を焚いています。
ルームスプレーなども使いますが、長く効果を期待したいときや同時に気持ちもスッキリしたいときは、お香がいちばんよいと感じています。
暮らしのなかのストレスは、目に見えるものが大半ですが、においのような目に見えないストレスもあります。とくにこれからの時季は、なるべく手間をかけずに不快なにおいが取り除けるように工夫していきたいですね。