GI初制覇を狙うディープボンド(C)netkeiba.com

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 先週はGI開催の谷間となりましたが、今週からは再び6週連続GI開催。その第1弾として、今週は天皇賞・春(GI)が行われます。

 昨年は、最内枠のワールドプレミアが優勝。2着と涙を飲んだディープボンドが今年は大外枠に入り、一気に波乱の香りが漂ってきた感もあります。

 それでも人気筆頭となるのは、やはりディープボンドでしょう。前走は前哨戦の阪神大賞典(GII)を勝利し、万全の状態で初のGI制覇を狙います。

 対するは、前走の日経賞(GII)を勝利したタイトルホルダー。ディープボンドとの対決は昨年の有馬記念(GI)以来となりますが、4歳とまだ若いだけに上積みも十分に見込めそうです。

 その他、現在4連勝中のテーオーロイヤルなど、長距離戦での実績馬が多数出走予定。そんな注目の一戦を、妙味重視のAIはどう予想するのか…。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。

◆今回のメンバーでは1枚上!?

 今週の天皇賞・春でAIが本命に抜擢したのは、人気が予想されるディープボンドでした。

 こちらは上記の通り、前走の阪神大賞典を勝利。これまでのGIレースでも、昨年の同レースや有馬記念で2着という実績があります。

 特に、昨年の有馬記念ではクロノジェネシスやステラヴェローチェなど、レベルの高いメンバー相手に先着。勝利したのが現役最強ともいわれるエフフォーリアですから、2着でも今回のメンバーでは1枚上との判断ができそうです。

 また、有馬記念では今回人気を分け合うであろうタイトルホルダー(5着)にも先着。今回は大外枠を引きましたが、それでも得意の長距離戦では崩れないという見立てでしょう。

 やはり切れ味のなさがネックとなっているのか、これまでGIでの勝利がないディープボンド。これまでの実績からも京都より阪神が合いそうですから、今年こそは天皇賞・春での戴冠に期待したいところですね。

(netkeiba編集部)