今年の夏に行われる参議院選挙で、日本維新の会は栃木選挙区に新人で会社経営の大久保裕美氏(45)を公認候補として擁立することを決め、28日に栃木県庁で記者会見を開きました。 

日本維新の会から栃木選挙区に立候補を予定しているのは、東京都港区に住む新人、大久保裕美氏(45)です。大久保氏は日光市出身で聖徳大学大学院を卒業後、体育の非常勤講師などを経て現在は美容や教育事業を手掛ける企業を経営しています。 

選挙への出馬は今回が初めてですが、母親が日光市の市議会議員だったことから政治の道を志したということです。大久保氏は「貧困に悩む子どもたちのサポート制度に取り組み、東京と栃木の人材の橋渡し役を担っていきたい」と意欲を語りました。 

夏の参議院選挙を巡っては、大久保氏のほかに3回目の当選を目指す自民党現職の上野通子氏(63)、立憲民主党新人の板倉京氏(55)、NHK党新人の高橋眞佐子氏(56)、日本共産党新人の岡村恵子氏(68)が立候補を予定していて、女性5人による選挙戦になる見通しです。